2009年07月15日

収穫~

今晩は~

最近更新サボってすんません・・・

え~っとですね・・・
実はというとSCAR用のカスタムノズルがでていたので買ってみました。

収穫~

SCAR用気密Oリング入りノズルです。
一応削りだしですね。

だが、一つ言います。
使い物になりません。
しっかりと芯を出さずに削ってるため、ノズルが偏芯しています。
偏芯してるため、ノズルの先のテーパー加工も波打ってます。
よくこんなものを1800円で売るもんですね・・・
ボッタクリもいいところですわ・・・・
これを使えるようにするには、旋盤で修正しなければなりません。
正直そこまでして使う意味も無いので、こいつはお蔵入り決定です。

そういえばパカ山様からφノズルの製作許可をいただくことができました!!
フライス盤が使えるときにボチボチ製作したいと思います。

17日に旋盤の使用許可がおりましたので、削りだしWA M4用リコイルウェイトも製作します。
材料は当初、真鍮の予定でしたが急遽s45c(炭素鋼)に変更になりました。
問題はないと思うんですが、材料が硬いため亜鉛のボルトが削れないか不安です。

で、流速チューンについて少し考えて見ました。

バレルが短いだけで飛距離が伸びるのは何故?
考えました・・・考えましたよ・・・

そこで考え抜いた結論は・・・

弾が銃身から出た瞬間はバレルから放出された圧縮空気に包まれています。
ロングバレルの場合は、ゆっくり加速するためバレルから放出される空気はほんのわずかです。

それと比べてショートバレルは、高い圧縮率で弾を加速させるため、バレルから動きの早い圧縮空気が出ます。

空気はバレルから出た瞬間、四方に分散されます。
ロングの場合は放出される空気が少ないため、弾の周りからすぐになくなります。

ショートの場合は違います。
バレルから放出された空気はある一定の距離までは弾の周りに残っています。
その空気のおかげで前進するときに空気抵抗を受けず(分かりにくいですが速い流れの空気が空気抵抗を受け止めているんですね。)
ある一定の距離までは減速しません。

結果、飛距離が伸びるわけですね。
収穫~
分かりにくい画像ですが・・・

ロングの場合は弾を追い越す空気が少ないためすぐに弾に空気抵抗がいきます。

ショートの場合、弾を追い越す空気が多いためすぐには抵抗を受けません。(むしろ更に加速するのでは?)
ですから短くすれば短くするほど飛距離が伸びるんだと思います。

勘違いしてる部分もあるかもしれませんので・・・そのときはコメントをいただければ・・・






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(何せ貧乏ゲーマーなもので・・・)
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Posted by hayato13 at 00:54│Comments(5)電動ガン
この記事へのコメント
こんばんは、URです。
実は自分も、いわゆる「流速チューン」といわれるカスタムをやってみたりしてます。面白いですよね。
さて、「バレルが短いだけで・・・」とありますが、
銃口初速は保ったままでの話、という解釈でいいでしょうか?
僕の考えは、ひとつはhayato13さんが書かれた考え同じように、爆発する圧縮されていた空気の流れに乗ることで失速が抑えられているということですね。(最近では爆発というよりただ「勢いよく噴出する」、という表現のほうが近いのかなと感じていますが)
それに加えて僕はノズルから勢いよく空気を当てられることも、弾が失速しにくくなる重要な要因だと考えています。
イメージは・・・ビリヤードで例えると、球を押し出すようにゆっくりと突くよりも、刺すように勢いよく突くほうが球がより遠くへ転がるといった感じです。
ですからインナーバレル内径はチャンバー側は小さく、マズル側は大きくとるのがいいのでは?なんて考えが浮かぶんですが、ここのところ忙しくてちっとも遊べません。お金もないですしw

旋盤、うらやましいなぁ(>_<)
Posted by UR at 2009年07月15日 02:47
UR様

コメントありがとうございます。

実はこの結論を導き出すためにいろいろな実験をしました。

クルツ用の110mmのバレル(使用銃はSCAR)では初速が72と低いにも関わらず、飛距離の点ではM14以上に遠くまでとんでいました。

(グルーピングはM14のほうが圧倒的にいいですが・・・)

流速チューンは基本的にグルーピングは荒れる傾向にあるようですね。
短ければ短いほど飛距離は伸びますが、グルーピングは犠牲になります。
飛距離と、グルーピングのバランスが取れているのが200mmぐらいではないかと妄想しています。

そういえばノズルのこと書き忘れていました・・・
流速チューンは何故強いスプリングを使うのか?
それは高い圧縮空気を送り出すためですね。
圧縮率を高めるためにノズルの内径を絞るんですね~
そしてノズルは、長いほうが流速チューン向きだと言われてますね。
ノズル先端を絞っている場合、ノズルの中に圧力が加わるので当然体積が多いほうが、空気を溜めやすいです。
SCARのノズルは実測で29mmほどありますので流速チューン向きなんでしょうね~


インナーバレルは僕はルーズ派です。
理由は、弾を追い越す空気が多いため更に流速チューンの効果がでやすいからです。
とか言いつつも・・・ノーマルバレルが見つからなかったのでKMのTNバレルをつけてますが・・・・
PDIの08は高い!!
先端にOリングをつけることにより、テープを巻くよりも芯が出てるはず?
現状でもかなり遠くまで飛んでいるのでこれでまあ・・・いいと・・・

インナーバレルの加工は難しいんですよね~
コメントにあるような加工は確かに一理あることなんですが、果たして私にそんなものが作れるか?・・・というと微妙なところですね・・・


旋盤はいつか買おうとは思っているのですが・・・お金がにゃ~い・・・

今のところは旋盤が借りられるのでそれに甘んじてしまいます・・・
Posted by hayato13hayato13 at 2009年07月15日 10:16
>>クルツ用の110mmのバレル(使用銃はSCAR)では初速が72と低いにも関わらず、飛距離の点ではM14以上に遠くまでとんでいました。

本当ですか・・・他におおきな要因がないのであれば、これは弾を越す空気がなんらかの影響を与えて飛距離を伸ばしているということを意味しますね。



僕もロングノズルの銃としてSOPMODを持っています。
というか初めてチューンしたのがSOPMODでした。
当時の僕は(たった数ヶ月前の自分なんですがw)「流速チューンはシリンダで高圧を作りさえすればおkなんじゃ?」なんて甘い考えを持っていました。
とりあえず「レートの高いスプリング+ノズル減径(+初速調整するためのショートバレル)」で飛距離が伸びるだろうと。
で、SOPMODに施したチューンの具体的な内容なんですが、
まずノズルの容積が大きいことでスライドノズル先端を絞った場合、シリンダヘッドのノズルとの隙間から圧縮された空気が漏れる恐れがあると考えたので、シリンダヘッドのノズルを絞ることにし、内径は欲張って少しキツめ3.5mmにしました。(のちに無事、ピスクラしました)
インナーバレルを210mm、シリンダはインナーバレルの容量*2にアウターバレルを考慮し少し量を足した容量のサイズの物を使用、スプリングはアングスS、ノーマルパッキンにSCPで初速が0.2gで97m/sほどでていましたが飛距離は伸びず、むしろ僅かですが短くなりました。
その後シリンダ容量を増減させてみましたが、飛距離が伸びたと実感することはありませんでした。失敗です。
そこに至って、初心者の僕にはSOPMODは流速チューンを施すにはあまりにも情報の少なすぎる銃だ、と
CYMAのAKを購入したんです。

このAKにもSOPMODとほぼ同じ仕様を施しました。しかし今度はシリンダヘッドのノズルの内径はそのままに(4.8mm)、スライドノズルをシステマにしてみました。(ノギスを持っていないのでショップの方にサイズを教えていただいたところ内径は4.1mmとのことでした。)
で、実射してみました。初速はデジタル計では未計測なのですが、簡易計測器でおおよそ80代後半ぐらいでした。
結果、飛距離が5m以上伸びました。(それ以上はスペースが確保できず確認できませんでした;)
SOPMODと比べて、弾の勢いが強いといった印象でした。

それで、どうして2つの銃でこのように違いが出たのかと考えますとやはり大きな要因はノズル周りだと思います。
僕の考えでは、空気というのは簡単に圧縮・膨張してしまうため、長いノズルのSOPMODはシリンダで作った勢いのある空気の流れを殺してしまっていたのではないか・・・対してAKはノズルが短いうえ、BB弾に触れる直前でノズルを絞ったため勢いのある空気の流れを殺すことなく効率よくBB弾に当てられたのではないかと思うのです。
以上のことから、僕は流速チューンの重要な条件のひとつは「弾に勢いよく空気をあてること」ではないのかと考えています。
そうだとすればいわゆるショートバレルチューンが流速チューンと呼ばれる所以もわかるような気がするんです。・・・恣意的ですよね。すいませんw

物理的知識は全くないですし、実験もまだまだ少ないですし、他にも見落としている要因がたぶん、いや、ほぼ確実にあると感じているのでまだまだ結論なんか出してはいけないのですが・・・すいません、もっと考えを確かなものとしてから書き込むべきでしたorz
今年は忙しいので、実験はほとんど出来そうにないですが、時間があれば今度はSOPMODにシーリングノズル組み込み+スライドノズルで減径をやってみたいですね。

旋盤、借りるのでもうらやましいですよ´Д`流速チューンをはじめてからというもの、インナーバレルのカットをショップに依頼しているのですが、いつも指定するサイズが長すぎたり短すぎたり・・・短くしすぎてまた新しいバレルを買ったりと・・・もうお金が流れ出ていくようですwなにより自分のやりたいように加工できるのがうらやましいです!
Posted by UR at 2009年07月15日 21:34
UR様。

コメントありがとうございます。

SOPMODの件ですが、おそらくシリンダーヘッドを絞ったためだと思います。
ロングノズルの場合、シリンダーで圧縮された空気がノズルの中で減圧されやすいためそのような結果になったのだろうと推測します。
(現物を見てないのでなんともいえないです。)
イメージとしてはノズルで圧縮することですかね~
ノズルが長いほうが当然圧縮率も高くなるはずですから。
またシリンダー容量も1.5倍くらいまで減らしてみてはいかがでしょうか?
流速チューンの場合必ずしも飛距離=初速ではないので90アタリに調整してみてください。
ショートバレルの場合は80後半から90前半がもっとも飛距離が伸びます。
(何故そうなるかは知りませんww弾速が遅いほうがバレルから放出された空気に囲まれやすいんでしょうかね~?)


そして今度はノズルを3.8φ程度まで絞ってみてはいかがでしょうか?
ノズルとシリンダーヘッドの空気漏れは無視できるレベルです。
特にショートバレルの場合は弾がすぐに抜けるため、気密もあまり問題ではないです。
ノーマルノズルでも十分なはずです。
(VSRは気密性が低いためバレルの長いプロスナではホップをかけていくごとに初速がどんどん落ちていきますが、バレルの短いGスペックでは初速は下がりません。むしろ若干あがりますww)
UR様のおっしゃてる通り、弾の後ろの圧力をいかに高められるか?というのが肝ですから。


ちなみにロングバレルの場合は、初速が高いほうが弾道も安定します。
(これはどういう理論でそうなるかは分かりません。ただ単に早く的に到達するからでしょうか?)

こっちは田舎で車をちょっと走らせれば100mは確保できます。
(本当は無風レンジが欲しいですけどね・・・)
屋外微風では人に当てられる距離の限界は55mでした。
(狙点は頭一つ分上を狙っています。それでちょうど胸辺りに着弾するかんじです。)

そういえば抜けてましたが72m@0.25です。
M14は84@0.25でした。

とりあえずSCARはあと0.3mmで適正ノズル長になるのでφノズルを早く製作せねばと思っております。
Posted by hayato13hayato13 at 2009年07月15日 23:19
すばらしい!
その通りですね^^y

球体(ディンプルのない物体の場合)は、空体力学上では、インナーを短くすることで球体にとりまく空気乱流を抑える(乱流が起きる前に"その場所←乱流が起きえる空間")

つまり、インナーバレルから弾を脱出させてあげることが、球体に対して「乱れの無いMagnus(hop)」抵抗を軽減さえる基本原理。

だそうです^^;

お互い頑張りましょうね!
Posted by ORGA at 2010年05月15日 07:04
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